ゆっくり早く

ゆっくり早くエッセイを執筆します。どうか長い目でよろしくお願いします。読者登録されると励みになります。星もうれしいです。まだ慣れてません。

現像

降り積もった木の葉に自重を乗せる
「ゴサガザ、ゴサガザ」
私の踏んだこの葉が、泣いている

 

通り行く人は夏の疲れを
取り切れていないみたいだ

 

見上げた空は秋晴れ
どこまでも澄み切っている

 

私の心は
家族での夏の旅行先だった
忍野八海で漂う

 

池に放たれた鯉は
どこまでも飽くなき欲望で

口を「ヨイショ」

 

 

することで公然と餌を食う

 

与えられるだけの喜びを
僕は好かない

 

与えたら与え返したい
そうやって好き合いたい

 

僕は好き合いたい

 

あなたとも
あなたとも
あなたとも

 

可能な限りの欲望を
僕に賭けてくれ

 

僕も君らに愛を賭ける

 

そして

手を合わせて心を閉じる

 

暖かな温もりが消えないように
この胸の中の愛情が消えないように
あなたの面影を瞼の裏で現像するために

#現像 #詩 #水族館行きたい #愛情  #賭け #八方美人 #死 #葉

2016年5月31日 19:00  五月が終わる

五月が終わる

2016年5月31日

19:00

君は覚えているだろうか

あの新宿駅の寒空の下君を待っていた時の表情を

 

僕は鮮明に覚えている

尖った目に金の髪と使い古したマウンテンパーカー

 

愛し合うのに時と場所を選ばなかった若さが懐かしい

本当のことに目を背けただ快楽にのみ限定された好奇心を寄せていたね

 

あの時から僕は少しも変わっちゃいない

そうさまだ十代なんだ取り残されたんだ

 

でもね結構大人になりたがってる自分もいるし

もう大人なのかもしれないし

そもそもあの時の僕は子供じゃなかったかもしれない

 

つまりは時間が進むスピードが異常なんだ

凝縮された時間に抗えず人より多く苦しんでいる

 

こんな被害者のような思考を君に見せたらなんて言うかな

快楽主義の時代は終わりを告げて

今は白亜紀だ 原始人なオレ

 

句読点を打たないのが今の主流らしいよ

切らないんだね

流れ続ける

 

そうして春が終わって夏になろうとしているよ

君に会いたいな

 

でもあって何を話せばいいのかは

分からない

 

もう思い出の人だから

心に浮かんでくることもなくなったよ

 

ごめんね愛してる

この矛盾はいつか溶けるかな

アイスクリームみたいにさ

 

もう愛してないよごめん

トケタ

2016年4月22日 17:16

2016年4月22日

17:16

哀しい

オレは哀しい

 

辛い時に泣けない自分にも哀しいし

喜びを共有できる友達がいないのも哀しい

 

素直になりたいのに一人だし

本当は独りじゃないのに孤独に浸る自分も哀しい

 

複雑さに負ける自分にも哀しいし

簡単なことを複雑だって錯覚する自分も哀しい

 

哀しいっていつから哀しいに変わったんだろう

哀しいって知らない

 

だから壊したい

 

壊して前に進みたい

 

もっと上手にできるって信じてた

もっと良くなるって誓ってた

もう戻れない昨日が哀しい

 

どこにもいけない

ただ哀しい

 

哀しさから脱却する方法を知りすぎてる

切り替えればいい

 

いろんな方法がある

飲み物を飲む

鼻をかむ

人と話す

寝る

小さくしてぎゅーっぱってする

 

 

つーかこの何日で何があったんだ

ちゃんと日記漬けよう

 

何も見たくない

何も感じたくない

でもこれも   薬飲んだ

 

全然不安なことなんてないし

落ち込んでも混乱しても憤っても不満に思ってもないし

とても楽だ

 

辛くない

見返すのかな

一年以内には見返すな…どっちだよ笑

笑えるんだよ

執着

私は17の時の恋愛、過去の女性に相当根強く執着していました。

(十二年間執着していました)

 

これを捨てるために何をやってもうまくいかなかった私が

減らしたうえでほとんど思い出さなくなって

美化も執着も後悔も痛みも懺悔も苦しみも捨てられた方法を紹介します。

 

目を閉じて黒部ダムに立ってる自分をイメージします。

(私の場合は黒部ダムに行ったことがあるのでそのイメージですが、水が流れてる川とか 流し台 とかでもいいと思います)

 

目の前に捨てます

捨てるものがなくなるまで捨て続けます

 

以上

 

簡単でしょ?

 

簡単に捨てていいものじゃなかったんだけど

諦めて捨て続けました

 

そしたら人生が好転しだしました。

 

自分の思い込みってすごいよね。

捨てることで入ってくるって本当なんだね!

 

イメージ思考のパターンは紆余曲折あったんですけど

これが一番いいんです

 

私は

 

ありがとう

自分の考えてることと違うことを話されるのが嫌

過去の日記から抜粋

 

自分がどれほど強固にエゴを固持してたか知った

 

相手との主導権争いがあって

自分がそのかじを取ることを断固として主張するさま

 

なんて病的なのだろう

 

自分の考えと相手の考えが

うまく反応しあっていいものができたり

気持ちのいい状態になったり

幸せな気分になれるって

 

今ならわかる

 

人は変われるんだな

嬉しいよ

 

経験値が高いほうが

人としての深みも出るってもんだろう

 

マイナス方向を

思い切ってプラスに変換するために

 

過去の日記をたまに抜粋します

 

読んでくれてありがとう

星もうれしいです

 

THANK YOU

歯が全部吹っ飛んじゃうくらいのお世辞を言い切る

歯が全部吹っ飛んじゃうくらいのお世辞を言い切る

 

これねどこで読んだか忘れちゃったんだけど

すごくいいよ

 

ああああ歯が全部ふっとんじゃった

でものすごく喜んでくれてるな

 

嬉しいな←ここ重要

 

自分がうれしいんです

人を喜ばせることが

すなわち自分の喜びになるのです

 

めっちゃ幸福しかないから

 

「誰もがひれ伏す美貌ですね」

「本当です私恋してしまいそう」

とか

「かっこよさに目がくらんで貧血みたいになりました」

「いったい何人の女性を落としてきたんですか飛ぶ鳥も落としますね」

とかいってみ

 

みんなメン玉ひん剥いて喜ぶから

それは私の喜びでもあるんです

 

癖にしよう!

【土砂降り】

 

あの時黙ってごめんね
あの時黙ったままだったのは
何も言葉も聞きたくなくて
携帯を放り出したからなんだ

だから厳密には黙ったじゃなくて
関係を放棄したの
それは僕からなんだね

あなたは言ったよね
もう二人の幸せは見えない
二人を繋いだ襖越しのピアノの旋律は
もう見えないんだと

僕はそれでも信じて疑わずに
十二年も君を想ってきたよ
ただ純粋にとはいかないけれど
あなたのことを忘れないように
繋ぎ止めて楔を打って牢屋に放り込んで
独房で君と踊るためのワルツの練習をしてた

僕の中のあなたが色あせないように
何度も何度も思い出をゲンゾウして
僕の狂いを愛と倒錯して
君の声を暗闇で待ったよ

でも君はとうとう来なかったね
待ち合わせ場所なんてありやしないのに
愚かで記憶の良い僕は君をずっと待ってたよ

さあサヨナラ
フィナーレだ

サドが自分に与える痛みに喜ぶ
自傷以外何者でもないね

そう

君の美しさが痛かった
君の笑顔が痛かった
君が吐く言葉が痛かった
君の横を歩くのが痛かった

君の隣にいる僕が痛かった
カッコつけて弾けないギター
弾けるフリした僕が痛かった
見つめ続ける僕が痛かった
わかり合えると信じてた僕が痛かった

痛いのはごめんだ
僕は甘美な果実になりたい
果汁のドシャブリ

メルヘンだろ
俺はメルヘンなんだ