ゆっくり早く

ゆっくり早くエッセイを執筆します。どうか長い目でよろしくお願いします。読者登録されると励みになります。星もうれしいです。まだ慣れてません。

犠牲と対価

君は犠牲にしたと言った
僕は対価に値するらしい

それは

損なことなのか
と聞いてみた 何の気なしに それとなく

それで、

損ではないが満たされない孤独を
一重に癒えないこの病を
あなたの硬いおつむで満たせるとは

そして
癒せるとは

私は今の時点では思えないわ
それを損だのなんだのといったところで
しょうがないとは思うけど
それでもやっぱりあなたに私が投げかける言葉が
こんなに暴力的で排他的で悲しい色をしているのは

あなたをあなたに好きにさせられていて
そしてそれが恋愛の形といえばそれはそれでもう話は終わりだから
別に言及しないけど

やっぱり満たされない孤独に私が押しつぶされそうで
そしてあなたは非力な腕力で私の腕を引っ張るから

「とても痛い」のよ

滑稽に思うかも知れないけど
あなたに愛されるのは
針のむしろに落とされるくらい
「とても痛い」のよ

私があなたを愛してると思う?
本当に?

悲しい人ね
自分のみじかな人の気持ちさえ履き違えるなんて