ゆっくり早く

ゆっくり早くエッセイを執筆します。どうか長い目でよろしくお願いします。読者登録されると励みになります。星もうれしいです。まだ慣れてません。

お前の中の俺 2017年11月30日 木曜日 13:13

お前の中の俺

2017年11月30日 木曜日

13:13

始まりはふと覚えた怒り

飲み込まれて気付いたがそこにあるのは現実に起きる善と対極の波及

 

肌で触れられるもの以外の何かを君は信じるだろうか

ぼくの世界は何者かでできている

 

それは生き物なのか生き物という時に踊らされているだけで

揺れているのかそれは揺らぎなのか

 

君の眼に映るそれは果たして絶対なのか

そこを疑うことなく生きる幼子に戻れるのなら

 

どんな代償でも払おう

 

今のぼくは目の前の何かがどう映っているのかについての明確さがない

君たちだって幻想の中の生き物なのかもしれないし

僕は生き物の中の幻想なのかもしれない

 

触って温もりを感じると

僕は安堵する

 

そしてふと空を見上げると

やはりこんな日は雨が降っている